たった〇〇で英語ペラペラに??
こんにちは!ECCジュニア犬山南志水教室 講師のTakagiです。
「たった〇〇で英語ペラペラに!」
という類の宣伝・広告・・・よくみかけます。
「すごいじゃん~!そんな簡単な方法があったら教えてほしいわ~!」
と、この手の記事があると、よく読ませてもらってます。
が、読んでみると、結局「この教材を買って便利な表現を自分で覚えてください!」というパターンが多く、ガッカリします。当たり前ですけどね。
そもそも、何をもって「英語ペラペラ」と言うのでしょう??
Useful Expressions(便利な表現)をたくさん覚え、ネイティブっぽく使えれば良いなら、ウチの教室の小学校低学年のAちゃんだって十分「ペラペラ」です!
「え~!先生、Are you sure??」とか
「Are you finished?」に対し、「Not yet! Hold on! Hold on!」なんてネイティブ並みの素晴らしい発音で言ってくれます。
外国帰りでちょっと聞くと発音は良く、「ペラペラっぽく」聞こえる方の英語でも、こういったUseful Expressionsを連発してるだけとか、短い簡単な文の羅列だけの場合もあります。
ちょっと深い内容を英語で語れるようになるには単語・熟語だけでなく文法の知識も相当必要になります。いわゆる「関係代名詞・副詞など」を使いこなし、単文ではない量の英文が正しい時制や態で作れること、分詞構文や仮定法も適切に使えること・・・などなど高校英語までしっかり習得し、自分のボキャブラリーの範囲内で瞬時に表現できる・・・
こういった人を「ペラペラ」というのでは?と自分では考えています。
ですから当然、そう簡単に日本国内ではペラペラにはならず、長期間継続する地道な努力が必要となります。よくスポーツ選手やピアニストなどの訓練に似ていると言われます。・・・正しい「型」を体にしみ込ませ、「筋力」が落ちないように鍛錬を欠かさず、「勘」を磨く・・・
高い教材を買わなくても、まずは教科書などの正しい英語表現をしっかり暗記し、すぐ口から出るようにすることから始めると良いのではないでしょうか。
よくある「道案内」の英語表現も役に立ったりしますし。
先日、アジア圏の方に「〇〇 station?」と道を聞かれました。
(おお、教科書に載ってる表現が実践できる!誰か生徒さん連れてくるから待ってて欲しいわ~!)
なんて思いながら、よくぞ聞いてくれましたと言わんばかりに教科書通りに案内しました。
他にも身の回りにたくさん正しい英語の教材が「タダで」あふれています。
ネイティブの歌、映画、インターネットの記事・・・
正しい英語をしっかり真似して自分のものし、応用して言えるようにする。
過大な宣伝に踊らされず、煽られず・・・
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