日本語と英語の発音
こんにちは。ECCジュニア犬山南志水教室 講師の Takagiです。
最近気づいたこと、それは・・・
「日本語の滑舌悪いと言われる子が、英語の発音が上手であることが多い?」ということ。
生徒さんの中で時々、
「この子、英語の発音良いわ~!」とか
「英語の文章の読み方上手いわ~!」
というお子さんがいらっしゃいます。
そんなお子さんの保護者の方に、その旨お伝えすると、
「うちの子、日本語の滑舌悪くって・・・」とおっしゃる場合が多いのです。
なぜなのか、考えてみますと、そもそも日本語と英語の発音の仕方が違うので・・・
という話になってきます。
日本語は、
母音のみか、子音の後にはほぼ必ず母音の付いた一つ一つの音の羅列で、ほぼ省略することはない。
例えば:OHAYOUGOZAIMASU。HAYAKU OKITANO?のように。
英語は、
母音と子音が不規則に組み合わさった語の発音が、更に文のレベルになると同化したり脱落したり変化する。(特にアメリカ英語)
例えば、Goo(d) mornin(g). Did-you ge<t→r> u(p) early ? のように。
英語っぽく読めば「グッモーニン。ディジュ―ゲラッ アーリィ?」なんですが、
日本語っぽく読めば「グッドモーニング。ディドユーゲットアップアーリィ?」になっちゃいますよね。
日本語は一つ一つの音を割とはっきり発音することを求められますが、英語をそういう感じではっきりくっきり発音しちゃうと、ネイティブっぽくなくなります。
ですので、適当に音をぼかしたり省略したりつなげたりできる子が、発音上手に聞こえますね。
もうひとつ、発音上手になる理由として挙げられるのは・・・
日本語にない音を正確に真似して発音するためには、それを聞き分ける耳の良さを持っていること。
生まれつき耳が良い場合もあると思いますが、小さい頃から英語をよく聞くことで耳が育つんでしょうね。
「英語は早く始めて長く続ける」と、やはり発音上手・聞き取り上手が育ちやすいと思います!
いずれにせよ、生徒さんにはそれぞれ得意なところを伸ばしていって欲しいですね!
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