進路
こんにちは!ECCジュニア犬山南志水教室 講師のTakagiです!
「大きな地震が来るかも!今来たら熱中症で死んじゃう!」
と心配していた酷暑の夏も終わりが近づいてきましたね。
「ああ、やっと身体が楽な季節がやって来る!」という嬉しい気持ちと、
「そろそろ中3の進路が決まってくるかな…」という気持ち…
秋の到来です。
Takagiは若い頃、中学校の教員をしてました。
3年生の担任になると、進学を見据えて親子と担任で「3者懇談」をするのですが、
もうこれが大変で…(泣)
ほとんどの生徒さんが今までぼんやりとしか考えていなかった「進路」というものに
正面から向き合い、この先の人生について考える大事な機会です。
出てしまった「成績」という結果を前にし、
「真面目にやればもっとできたはず…」
「やる気が出なかっただけで…」
なんて言ったところで、結果出せなければ希望の進学先に行けないという現実。
3者懇談に両親で参加し、私の目の前でお母様をなじるお父様…
「こいつが悪いんですよ!子どもを甘やかすから!」
で、お母様と子どもさんは無言で涙目…
その他、勉強が大嫌いな生徒さんは、ふて腐れて、
「オレ、〇〇屋になるから良いだろう!」と思い付きで言ってましたわ…
…〇〇屋さんに失礼極まりないです。
ここに書くのは憚られる事例もあり。
皆々、それなりに頑張ってるのですが、頑張ってるのは自分だけではないので、
どうしても相対的に評価されてしまうんですよね。
進学先の立場で考えれば当然ですが。
「他人に良く思われたい」ばかりに、背伸びしすぎてしまったり、
生徒さん自身の自我が出すぎて、周りが困ってしまったり、
…きれいごとでは済まないことも、本当にたくさんありました。
そんな気をもんだ生徒さんたちも無事卒業して大人になったんですけどね。
大事なことは「等身大の自分を受け入れる」ということだと思います。
良いところも悪いところも全部ひっくるめて自分なのですから。
自分は何が好きなのか、何ができそうなのか、逆に何が向いてないのか。
親子でよーく考えて話し合うチャンスですよね。
経験を積んだ大人として、若い人達にアドバイスするとすれば、
「単なる怠けや欲望、世間体に流されないように、自分で決めたことに責任をしっかり持って、
冷静に2手3手先を読んで判断し、自分の納得する人生を送って欲しい。」です。
そんな感じの話も交えつつ、今でも進路相談に乗ることが結構あります。
どのような進路を選ぶにせよ、
英語の勉強は、その後の人生で助けになることが大変多いというメリットもお話ししつつ。
皆さん、幸せな人生を送ってくださいね!
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