新年の決意

明けましておめでとうございます！ECCジュニア犬山南志水教室 講師のTakagiです！

新しい年の始まりには、New Year's resolution (新年の決意）というか、

「今年はこんな年にしたいな！」という希望を持ちますよね。

冒頭の写真は、家のトイレの戸に貼ってあるものです。

教室の生徒さんは「おやくそく」にもある通り、自分のお家のトイレで済ませてからいらっしゃいますので、教室のトイレを使用することは滅多にありません。

ですから極まれに使用する生徒さんに、こう聞かれることがあります。

「先生、トイレに貼ってあるアレ、何？？」

・・・孔子の論語です！

私は「論語」が好きです。今の世の中、一時的な風潮に流されて自分を見失ったり自信を無くしたりすることがありますが、そんな時に心の支えになるものです。何千年前の中国でも、人間の感じ方や大切なことは同じ。孔子の教えが今でも伝えられ、多くの人たちを魅了し続けているのは、昔も今も変わらない物事の神髄・生きていく上でより所となるものが詰まったものだからでしょう。

その中で、「自分の子に伝えたい、自分が大事だと思う教訓」を抜き出し、いつも見える場所に貼っているわけです。

今年は自戒の念を込めて、この言葉を特に胸に刻んで頑張ろうと思います。

「学は及ばざるが如くするも、なおこれを失わんことを恐る。」

学問は、追っても追いつけないものを追うようにするもの。身につけたとしても、失うのではないかと恐れるように気を抜かないで。（自分はまだ十分ではないという気持ちで。）

「論語」の中で孔子は、「おごる心を持たず、常に謙虚に。」ということを繰り返し説いています。それは「他人には敬意を持って。」ということにもつながります。こういった姿勢は、生きていく上でとても大切なことだと思います。

「論語」に興味のある生徒の皆さんは、教室の本棚にとても読みやすい本がありますので読んでみてください。心が洗われますよ！

では、2017年もどうぞよろしくお願いします！